奥村 彩 Good Vibrations!なひとりごと☆ 。.:*:・゜

いっぱい感動しよう!


7年目

時の過ぎゆくまま

ヴィブラフォンを始めて、この秋で7年が経つ。
師匠は50年を超える選手。まだまだこれからが勉強だわ。
10月生まれの私は、24歳の誕生日頃に念願の楽器を手に入れた。
当時は演奏活動をするようになるとは思ってもいなかった。
「楽器を始めたきっかけは?」と聞かれて、話が長くなるので、つい省略してしまうので、
この機会につまらない話ですが、もしお時間があればどうぞお付き合いください。

その夏、何か新しいことがしたいと思っていた。
小学1年生から、マリンバを習っていたものの、高校1年生ぐらいで興味が薄れてしまった。
友人の影響で、洋楽や邦楽アーティストのライブへ通う、音楽に踊らされる日々。
そんな楽しみに、やがて飽きつつもあり、自分で楽器を演奏したい!と漠然と考えていた。
ジャック・タチの映画音楽やカル・ジェイダーの曲を、マリンバを叩いて遊ぶ。
やっぱり違う!ヴィブラフォンでないと音がダメだわ!

ちょうど家でインターネットができるようなパソコン環境が備わった頃、
「ヴィブラフォン」をキーワードに夜な夜なネットサーフィンをしていた。
そこで見つかったのが、今使っている楽器の斉藤楽器製作所のホームページ。
※斉藤楽器は東京・町田にあるとても親切な楽器店です。
そこへメールを送って、「関西にヴィブラフォンを教える先生はいらっしゃいませんか?」と問い合わせた。
数日後、「西宮に現役ジャズマンの鍋島先生がいらっしゃいます。」と連絡先を知らせる返事が届いた。

そして電話をかけて、さっそくレッスンを見学させてもらうことになった。
デニムのジャケットを羽織り、タバコを燻らす鍋島先生。
なんだかこのおじいさん、かっこよくておもしろそうな方!という第一印象だった。
大阪市内にあるレッスン教室には、ライオネル・ハンプトンが演奏した鑑定書付の古いディーガンのヴァイブがあった。
お弟子さんのレッスンが終わって、ニューヨーク旅行の写真や、ミルト・ジャクソンの写真を見せてもらった。
その頃の私は、ヴィブラフォン奏者と言えば、カル・ジェイダーを知るのみ。
ジャズを聴くのはそれからのこと、まだライオネル・ハンプトンもミルト・ジャクソンも知らなかった。
「カル・ジェイダーが好きです。」というひと言で、「ぜひ、レッスンに来なさい。」と言われた。

いわゆる古い形の弟子入りをした。
「レッスンで何を習うの?」と聞かれて、具体的にはっきりと答えることができない。
というのは、ジャズに疎かった私は、ただ先生のお手本の演奏に倣って真似ることに必死。
あまりに飲み込みが悪く、まともにレッスンにならず頭をマレットで小突かれる。涙する日もあった。
レコードを聴いて、お茶をして、雑談をして終わりというような時間だった。
レッスン以外にも、師匠の関わるあらゆる仕事に付いてまわらせてもらった。
ボウヤという、楽器を組み立てるなどの裏方仕事をたくさんさせてもらった。
そこで丁寧な楽器の扱い方や、マナーを学んだ。
もちろんプロの演奏が聴けるのが一番の目的だった。無我夢中で聴いた。
演奏の合間に師匠が語る、進駐軍キャンプ時代のお話ややんちゃな武勇伝が楽しい。

そして7年の時が過ぎたわけで、その間にガムランに出会ったりと私自身は変化しているのかな?
家で聴く音楽としてジャズが好きになってきたのは、最近のこと。
この秋の夜長は、古いジャズが耳に心地よくやさしい。
今お気に入りのアルバムは…

『AFTER MIDNIGHT』/NAT 'KING’COLE
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『浮気はやめた』/FATS WALLER
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美しく情緒豊かなスタンダードはいつまでも朽ちることなくすばらしい。
そしてなによりも至近距離で見る生演奏が最高!
今月の大畑明子さんとのライブでは、そんな素敵な古いスタンダードをお届けします。
  1. 2007/10/07(日) 01:06:11|
  2. 音楽
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SOME LIKE IT HOT

"SOME LIKE IT HOT"

このゴールデンウィーク、久々に聴きかえしていて
とっても熱くなっているアルバムをご紹介します。
マリリン・モンローが主演の映画 『お熱いのがお好き』 の曲などが入った、
ホットでスインギーでゴージャスなもの。

SOME LIKE IT HOT/Barney Kessel
img6t.jpg

このアルバムには思い出があって、
あるお休みの日に、某レコード屋さんのJAZZコーナーを物色している時、
バッタリ師匠にお会いしたのです。(+o+)
その時、私が手にしているCDを見て
「それよりも、これを聴きなさい!スインギーでいいよ。」
(正確に言えば、それを聴くよりこれを聴いてスイング感を身につけなさい!というニュアンス)
と薦められて、購入したものでした。

あの時は、他のアルバムが欲しかったので、心残りがあったけど・・・
これは持っていて間違いなくお得!ゴキゲン☆

そして、その日は師匠の宝くじのお買い物に付き合って、
お茶をご馳走になって帰ったのでした。

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2007/05/06(日) 01:54:40|
  2. 音楽
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  4. | コメント:0

私の好きなDonovan

I love Donovan

ドノヴァンをご存知ですか?
実は大好きで、秘密にしておくのももったいないほど素晴らしいので、
今回は私の好きなアルバムをご紹介します。

初期の頃は、ボブ・デュランと並んで、ギター一本、
イギリスのフォークシンガーのイメージで言われるドノヴァンですが、
詩の内容は、メッセージ性の強いプロテストソングとは相反して、
もっと内向的な、夢のようなファンタジー世界を綴る、
まさに吟遊詩人という形容がふさわしい、ふわりとした歌です。
その声は、とろけそうに甘く、ガーリッシュな雰囲気ですが
隠れた、男性ファンも多いのです。

A Gift From A Flower To A Garden/1968
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フラワームーヴメント時代のサイケデリック色の強い、
キラキラした作品でドキドキする楽曲ばかり!
シェークスピアの詩をテーマにした「Under The Greenwood Tree」なども。

Barabajagal/1969
Barabajagal.jpg

ドノヴァンmeetsジェフ・ベック☆
全くタイプの違うゴリゴリ熱いロックギタリストの
ジェフ・ベックとの本作はピリっと鳥肌が立つほどかっこいい。
他愛もない身近なワードローブをテーマにした「I Love My Shirts」、愛しくなる。

HMS Donovan/1971
HMS.jpg

ルイス・キャロルなどのケルトの童話世界を音楽にした作品。
まどろみながら聴きたい。

ぜひお聴きください!
  1. 2007/04/22(日) 23:33:31|
  2. 音楽
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  4. | コメント:0

未知なるもの

ガムランの音

日本でガムランを日常的に触れる機会は少ないもので、
一体どんなものなの?
という未知の方がほとんどではないでしょうか。
一般的には西洋的なものがなじみ深いですよね。
実際、私はそうでしたし、
ガムランを始めてから3年半ほど経ってもまだまだ・・・
裏で感じる拍の流れや、純正律でない音律を習得できません。

演奏会のたびに、おもしろいのですが、
音響の方も珍しい楽器にどうやって音を作ったらいいのか?
混乱されている方を多く見かけます。
たとえばロックだったら、リードギターの音を大きめに響かせたり、
ボーカルの声が通るようにしたりしますよね?
ガムランはそういう常識がまったく通用しない音楽なのです。

ガムランとは打楽器アンサンブル全体を指しますが、
西洋のオーケストラのような棒をふる指揮者はいません。
クンダンという太鼓が中心になってテンポを出しています。
他にはルバーブ(胡弓)などが音を作っていったり、
曲の進行の合図を出したりします。
各々が周りの音を感じて、進行しているのです!

ジャワのガムランには歌があります。
ガムランの曲の主旋律は歌からできているといわれているほど、歌は大切なものです。
混声斉唱や男声斉唱、女声独唱、まれに男性独唱、掛け声などがあります。
しかし、歌が独立して存在するわけではなく、声も楽器のひとつ。

楽器も歌もそれぞれがガムランの一部にすぎないのです。
音の数が交差して、生まれる厚み。
森や大河のように、深い世界です。

機会があれば、ぜひ触れて感じてみてください。

  1. 2006/11/10(金) 00:26:27|
  2. 音楽
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  4. | コメント:1

ガムランとの出会い

なぜガムラン?

「なんでヴィブラフォンをやってるの?」とは聞かれるけど、
「ガムラン」についてはあまり質問されたことがないな。
それは、ガムランがマイナーであまり知られていないせいだから??

ガムランとはインドネシアの青銅製の銅鑼を中心とした、
鉄琴が主となる打楽器アンサンブルのことですが、
ご存知ない方がほとんどですよね?
私はガムランを始める前までは、まったく知りもしませんでした。

ちょうどヴィブラフォンを始めて、2年ほどたった頃
バッキング(伴奏)ができたらいいなぁと
ゲイリー・バートンみたいな4本マレット(撥)に憧れて、独学していました。

しかし、音がうるさーい!大きな壁にぶち当たりました。
ヴィブラフォンは鉄琴です。
木のように自然に音が消えるものではありません。

これは音を消していかないといけない。
いったいどうやるんだ??
消音という問題にぶつかった時に
新聞にガムランのコンサートの記事を見つけました。

これが、バチで鍵板を叩いた瞬間、追いかけるようにして
もう片方の手で押さえて音を消していくんです!
原始的なやり方に目からウロコ。

そんな出会いから道草が始まり、すっかり4本マレットへの興味が薄れてしまいました。

グンデル

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

  1. 2006/06/07(水) 00:37:49|
  2. 音楽
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  4. | コメント:3

プロフィール

couleurs

Author:couleurs
●奥村 彩(Aya Okumura)●
ージャズヴァイブ、ジャワガムラン演奏家ー
6歳よりマリンバを松永吉明氏に師事。2000年からヴァイブラフォンを鍋島直昶氏に師事するのを機に、ジャズに興味を持つ。京阪神を中心にライブ活動を行う現在に至る。
2002年ひょんなことからインドネシアの青銅製の鉄琴などを中心とした打楽器アンサンブル、ガムランに出会い、包まれる音の心地よさに虜に・・・
どちらも古くて新しい持続可能な音楽、重ねるごとに深まる一生ものの芸術。
ぜひライブにお越し下さい。

E-mailは↓まで(☆を変換してください)
a_couleurs☆yahoo.co.jp 
お便りお待ちしています!

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